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パール判事の日本無罪論 [本]

近現代史をなんとなく知っている、
あるいは ほとんど知らない
または まったく無関心だとしても、
次の本を読み進めていくうちに、本当の "正しい歴史認識" とは何かを知り
ある男は目が点に、ある乙女の目からは鱗が落ちるに違いない:

「パール判事の日本無罪論」 田中正明著 小学館文庫

全ての日本人に読んでほしい本である。
ぜったい。

---

先の戦争に勝った米国占領軍(側)が負けた日本人を一方的に裁いた東京裁判。
こんなのは裁判じゃない。一方的な武器なき半端なき暴力だった。

東京裁判当時の日本人は ”日本は悪だ” なんて思ってなかった。
戦勝国の米国がまさに “邪悪だ!” と誰もが知っていた。

しかし裁判は “日本軍=悪” を大前提にして、嘘と欺瞞で裁判を続けた。
“善良な騙された日本国民” vs “日本軍部” の構図をつくろうとした。
日本人を叩きのめし、罪悪感を植え付け、口答えさせないようにしようとした。
まるで問答無用。裁判の結果は始める前から決まっていた。

裁判官たちは まともに仕事せず、事実なんて調べず
毎晩ディナーを心ゆくまで楽しみ、日本観光を楽しんだ。
そんな裁判官たちには法律専門家なんていなかった、
パール判事以外は。

戦勝国が選んだ裁判官の一人が英国支配下のインドからとなった。
インドにて最終的に選ばれたのがパール判事。

米国占領軍は思ったのだろう、奴は英国、戦勝国側につく、シナリオが決まっている裁判だし、
ソ連、フランス、中国、オランダなどと一緒に日本を袋叩きだ、
だからその流れにのるに違いない、場合によってはパワハラ(圧力)をかければいい、と。

パール判事は膨大な資料を取り寄せ精査し、気が遠くなるような時間をホテルに閉じこもって
真実に迫ろうとしていたタフな男、観光なんかにいっている暇はない。
“黒”だと決めつけていた他の裁判官たちと判断が違ってきても、
それに影響されることなく己の判断を信じて動いた。

このハードボイルドな男が日本人被告に下した判決は、「全員無罪」。

しかしパール判事の判決は無視され
何人もの日本人が処刑、もとい、殺害されてしまった。
ひどいことだ。

米国占領軍が去っても刑の執行を待つ日本人受刑者たちがいた。
しかし 国民4000万人分もの署名とともに主権を回復した政府は
受刑者たちを釈放し、後に正式に刑は無しとされた。
4000万人分だ! ほとんどの成人日本人だってことだ。
しかも 元受刑者の一人は法務大臣にさえなっている(賀屋興宣)。
東京裁判が茶番劇だった、ということだ。

この時までは まだ日本国民も政治家もまともだった。
当時は東京裁判の結果が邪悪であることを誰もが知っていた。

ところが米国占領軍が支配していた約7年の間に邪悪な仕組が浸透し、
反日国内外勢力が跋扈し、時間をかけて今じゃ自虐史観が蔓延だ。
(近代史04 なぜ嘘をつくのか? : http://devlin.blog.so-net.ne.jp/2009-04-03-1)

この本で自虐史観を追っ払い、まともな日本国民は
中共や韓国漬けの政治家や NHK、朝日新聞などマスゴミに対して
東京裁判史観は腐っている、やめろと 躾ける必要がある。

東京裁判をやらせたマッカーサーだって帰国後は上院軍事外交合同委員会で白状している、
“日本が戦争に突入したのは安全保障上が主な理由だ” と:

Their purpose, therefore, in going to war was largely dictated by security.

参考:
「パル判決書」の真実」 渡部昇一著 PHP
「東条英機の歴史の証言」 渡部昇一著 祥伝社
「パール博士「平和の宣言」」 ラビノード・パール著 小学館
「パール真理」小林よしのり著 小学館

20090430_パール判事.jpg

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元気

おはようございます。

去年、
「パール判事は何を問いかけたのか〜東京裁判 知られざる攻防〜」
というNHKスペシャルスペシャルが放送されました。
http://www.nhk.or.jp/special/onair/070814.html

内容は、パール判事の日本無罪論の一人歩きを諌めるというような内容だったと記憶しています。
日本がアジアに対して行った行為まで許されると思い違いしてはいけないというような内容でした。
番組では、パール判事の息子さん(孫?)も出ていました。
平和を望んだパール判事。
日本人がパール判事の言葉を誤解しているともとれるインタビューだったと記憶しています。
実際には、NHKの番組制作の主旨に添った発言のみを放送し、都合の悪い部分はカットしているかもしれません。
(偏向放送の得意とする手法ですね)
意図的な内容でガッカリしたことを覚えています。

さきほど検索しましたら、(番組について)的確に書かれているブログを見つけました。
http://hal.e-fpage.com/t/20070817.html#p01

~日本軍のアジア地域における”残虐性”については、厳しく糾弾していたということを繰り返し取り上げていたからだ。NHKとしては、こうした事実の掘り起こし、あるいは再指摘によって、「東京裁判を否定することは歴史修整主義の弊に陥ることである」という戦勝国及び一部アジア地域の批判に同調し、国内の東京裁判見直しの動きに牽制を加えたつもりなのだろう。~

(一部転記)
とても良い記事だと思います。
番組製作の意図は、(ご紹介にもある)パール判事関連の本や(日本無罪論に沿った)考えの否定かも。
先日の 「JAPANデビュー」 の内容とも符合します。
自虐史観から抜け出さないために製作しているのかも知れませんね。

タマゴが先かニワトリが先かという話では無いと思うのです。
裁かれる側(日本)と裁く側(連合国)の攻防にすり替えてはいけません。
なぜなら、東京裁判が不当だからです。
NHKという公共放送を使ってのプロパガンダには憤りを感じずにはいられません。

by 元気 (2009-05-02 08:22) 

genn

元気さん、

NHKスペシャル
「パール判事は何を問いかけたのか〜東京裁判 知られざる攻防〜」
はたぶん観てません、
あるいはムカついて途中で観るのをやめてしまったか。

ただ安部首相がインドへ訪問しパール判事の長男と会ったことは
覚えていたのですが その切抜き記事が見当たらない。

でもネットでしらべると NHKスペシャルは 8/14に放送、
安部首相がパール判事の長男と会ったのは 同年 8/23。

NHKは安部首相インド訪問の影響を牽制して国民を欺き眠らせたまま
にしておきたかったのか、だからあらかじめ番組を用意していたのか、
などと思ってしまう。

とにかくNHKは腐りきってます。

genn
by genn (2009-05-02 21:51) 

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