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ブルーリボン [拉致被害者救出]

「土地や人民を異国に奪われるのは日本の恥辱
 土地一寸、人間一人たりとて死守すべし」
(藤田東湖『回天詩史』(平成20年10月2日 産経新聞))


国家は、
たとえそれが小さな土地だろうが、
たった一人の国民だろうが、
全てのあらゆる国力を総動員して死守すべき、
祖先が死守してきた土地と自国民を。


麻生総理や東国丸知事がジャケットの襟にブルーリボンのバッチをつけている。
北朝鮮に拉致された日本人を救出するぞ、という意思表示をしている。

救う会:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
(http://www.sukuukai.jp/index.php)

ジャケットを羽織る機会があるとバッチをつける。
残念ながら外出先でこのバッチをつけている輩をみたことがない。

少なくとも政治家はみなつけるべきだ。


「今から半世紀前、北海道の海ではソ連の警備艇が好きに日本漁船を捕まえ、
 乗組員を強制労働に使い、奪った船はソ連の漁民に払い下げていた。
 南樺太がまだ日本領だったころだから、漁船はオホーツク海の奥の奥にも出かけた。
 それをソ連艦がハイエナのように襲ってくる。
 日本漁船は逃げる。しかし敵は船足が速い。

 あわや僚船が、というとき
 忽然と黒い艦影が現れ、急速に迫ってきた。
 “我が駆逐艦だった。みんな歓喜の声を上げた。ソ連艦は逃げていった”

 すれ違う艦の舷側から水兵が手を振っていた。
 それが頼もしく、なぜか涙が止まらなかった、と。

 戦後、鮮やかな海軍旗をつけた駆逐艦は消え、海賊だけが残った。
 やがて自衛隊が生まれたが...」
(高山正之著 「変見自在」 “パトカー以下" (2008.3.6 週刊新潮))

20090409_ブルーリボン.jpg

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