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藤岡信勝氏との通信文 (Facebook -日本維新の会の党首石原氏と橋下氏について) [think]

2012-12-16 released

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http://www.facebook.com/nobukatsu.fujioka/posts/391140750971705?notif_t=close_friend_activity

藤岡信勝氏.jpg
藤岡 信勝
2012-12-12 水曜日 21:51

久しぶりにチャンネル桜を観た。本日のキャスターは西村幸祐氏。1時間枠であったが、非常に内容が充実していた。
①北のミサイル発射について、福山・元陸将に電話で話を聞いた。a)北がフェイントをかけたという見方と、b)韓国の情報筋が情報の分析を間違えたという説と、c)北が日米韓の連携を試したといううがった見方の三つがあるようだ。c)はあり得ない。なぜならそんなことをしなくても、韓国の情報関連の部局の内部に北の工作員が深く浸透していて、情報は北に筒抜けだと福山氏。どうやら、b)が有力らしい。いずれにせよ、北の技術が想像以上に高度化しており、これで韓国は間違いなく核武装の道を進むだろうという結論だった。
②フィリピンの政府要人が、日本が憲法を改正し正規の軍隊を持つことを歓迎し熱望していると読売がベタ記事で報道。西村氏によれば、この記事はフィナンシャル・タイムズが大きな記事にして報道したものだという。伝えたのは時事とこの読売だけ。相変わらず大事なことを伝えない日本のメディア。
③産経の湯浅博・東京特派員が、9月の国連総会で中国の楊外相が「敵国条項」を持ち出し、尖閣で日本を非難した問題を取り上げている。かつての連合国に、日本は敵国だったのだと思い起こさせようという作戦だ。
その他、2030年にアメリカは衰退するとアメリカの政府機関が報告書に書いている件、山中教授が「日の丸の支援がなければ、受賞できなかった」と語り、授賞式にも「日の丸を背負った学者として臨みたい」と語っていた話、などなど、取り上げた話題がすべて相互に関連していることが見事だと感心した。
チャンネル桜は、石原愼太郎の政治行動の意味と意義を解読できないなど、政治評論に失望していたが、今日の番組は非常によかった。チャンネル桜の水曜日は都合がつくかぎり観ることにしよう。


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Genn Yamato
2012-12-12 水曜日 22:06 (携帯より)

石原慎太郎の政治活動の意味と意義は何でしょうか? あるいはそれを示したサイトを紹介いただけませんか?


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藤岡信勝氏.jpg
藤岡 信勝
2012-12-13 木曜日 1:20

 Genn Yamato様のご質問(「石原愼太郎の政治行動の意味と意義とは何か」)にお答えします。まず、私の基本的立場として、以前にも書いたことですが、政治家はあくまで実績主義で評価すべきだという原則があります。政党を選ぶとすれば、最も安定した統治能力を蓄積しているのは何といっても自民党です。特に安倍総理は、教育基本法の改正を成し遂げるなどの実績があります。自民党の今度の選挙公約も非常に良く練られた出色の出来映えです。ですから、今度の選挙では安倍自民党が圧倒的な議席をとって政権を奪還することが第一の希望です。
 しかし、今度の選挙で自民党だけが独り勝ちすれば万々歳かというと、決してそうではありません。自民党の議員の中には、残念ながら社民党と変わらないような国家観・歴史観の人物も沢山います。そうした中で憲法を作り直すという、今の日本政治の最大の課題を成し遂げるためには、安倍自民党の他に、有力な政党がもう一つ存在することが望ましい、というよりも不可欠なのです。石原愼太郎を党首とする限り、日本維新の会は、そうした役割を果たす可能性があります。
 次に、橋下という政治家をどう評価するかが問題となります。実績主義でいけば、大阪の教育界の左翼利権を徹底的に破壊したことは、今まで誰にも出来なかった快挙です。その方式を全国に広げることができれば、国民は日教組から教育を取り返すことができます。昨年の中学校教科書の採択の折りには、「まともな歴史教科書は、自由社と育鵬社の二社の教科書しかない」と発言しています。かれが堅固な保守思想の持ち主でないことは自明であると思われますが、上に書いたとおり、私は政治家については思想ではなく、実績で評価します。
 先日、橋下氏が従軍慰安婦問題について理路整然と赤旗記者を完全論破した動画をみつけました。それで、私のタイムラインにリンクを張ったところ、三村様が「橋下という男は弁護士出身だけあって、徹底して証拠主義に基づき、論理性を重視する。正義感も強い。合理主義者でもある。これからもっと道理に基づく政治の在り方と歴史を学べば立派な保守に育つ可能性はあると思う」とコメントされました。それに対し、私は「全く同感です。「暴走老人」の石原愼太郎が「押しかけ党首」のような政治行動をとったのは、これだけの逸材を日本国家のために生かす道があるはずだ、と考えたに違いありません。橋下はこれからいくらでも豹変すると思います。私自身は安倍自民党支持ですが、石原維新にも伸びて欲しいと願っています」と返答しました。
 実際、石原が中央政界で発言するようになってから、憲法や安全保障に関する言論状況のバランスが大きく変わったことにお気づきであると思います。朝日は物凄い危機感をもっています。だから、橋本-石原関係をなんとか分断しようとする勢力が現れて必死に工作します。私は自民党と維新の会の連立政権が出来るのがベストと考えております。今の政治の最大の課題は、景気の回復とともに憲法の作り直しです。そういう方向にプラスになるように願って投票しようと考えております。


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Genn Yamato
2012-12-13 木曜日 23:16

藤岡信勝様

一介の非凡な私の質問へもご丁寧に回答をいただき感謝します。

石原慎太郎氏の政治行動の意味と意義について理解しました:
石原氏が党首とする日本の維新の会は
安倍晋三氏を党首とする自民党の方針である憲法改正の大きな力添えになる。

そんな日本維新の会の橋下氏についても理解しました…橋下氏は:
-反日日教組との戦い、 
-まともな歴史教科書(自由社・育鵬社)を高く評価し、 
-従軍慰安婦を証拠主義の論理でそのデタラメを指摘している、 
そのような人材であれば日本国家のために、憲法改正、景気回復への力になる。

ですが橋下氏の次の南京事件についてのコメントは全く証拠主義でも論理的でもありません:
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橋下氏、河村発言に「現実的なプラス感じない」
読売新聞 2月27日(月)21時50分配信
 名古屋市の河村たかし市長による南京事件を巡る発言に中国から反発が上がっている問題で、大阪市の橋下徹市長は27日、「公選職の首長は政治的な思いだけでなく、歴史家の発言も踏まえて発言しなければいけない」と述べ、河村
市長に慎重な対応を求めた。
 市役所で報道陣の質問に答えた。橋下市長は「歴史的な事実について発言する時は、外交関係も踏まえて発言しなければいけない。(南京事件について)言ったところで日本にとって現実的なプラスを感じない」と語った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120227-00001024-yom-pol
(このサイトは削除されていると思います)
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次も橋下氏のコメントのようです:
1.外国人への地方参政権付与!「特別永住者への配慮は必要だ」
2.「伊丹空港跡地を『外国人特区』にして外国人だけ税金を全てゼロにする」
3.TPP賛成!
4.「南京事件はなかったのではないか」との河村発言に対し「現実的なプラス感じない」
5.孫正義と組んで、原発ゼロ、韓国製太陽光発電推進。
6.原子力新組織「過半は外国人に」
7.マルハン(朝鮮玉入れ屋)やソフトバンク(超反日の孫正義)が大口後援者。
8.評価額10億円の大阪府有地(北区中崎町2丁目)を韓国民団に超破格の3億円で売却
9.公明党(創価学会)と選挙協力!
10.「加害者の日本は、被害者の中国や韓国への過去の謝罪が不十分だから謝り続けろ」
11.「竹島は日韓で共同管理を目指す」
12.竹島共同管理に批判が殺到すると「ではどうやって解決しますか?」
13.「不本意で慰安婦になった方には配慮が必要なのは当然」
14.「日本が過去に迷惑を掛けたことは間違いない。中国や韓国に謝り続けたから、お金を払ったからいいというのは違う」
15.「日本が加害者であったという事実は世代を超えたとしても忘れちゃいけない。靖国参拝して先人に敬意を表するとか、かっこをつけるのは良くない。靖国参拝では、中国と韓国への加害者意識を忘れてはいけない」
 :
http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-4894.html#comment
上記は coffee氏のブログで(違う、と思うこともありますが)徹底的に証拠主義です。

また私は TPPを猛烈に反対しています。
しかし橋下氏は TPPを賛成し、更に公的保険範囲を見直(改悪)し、混合医療完全解禁(米国化)し、
( http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11351795009.html? )
しかも公共事業反対だとして自民党の国土強靭化計画を否定しています。
( http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11424290762.html? )
日本維新の会は反自民でさえある。

橋下氏は 小林よしのり氏に似ているかもしれません。
護国の人だと思った小林よしのり氏は後に女系天皇を推進するような漫画家になってしまった
(TPPについては反対していますが)。

私はこのような橋下氏と一緒になった石原慎太郎氏に失望しています。
自民党内には安倍晋三氏の敵、国を、皇室さえ破壊しようとする議員もいる、
したがって石原慎太郎氏は自民党内安倍晋三氏と連携して護国をするべきだった、
維新の会と連携するべきではなかった、と思います。

藤岡信勝様のおっしゃっていることは理解しました。
ですが それでも私は 上記の内容からすると
石原氏、それに橋下が 護国の力になるとは思えません、逆だと思います。


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http://www.facebook.com/home.php#!/nobukatsu.fujioka/posts/391810197571427?notif_t=close_friend_activity

藤岡信勝氏.jpg
藤岡 信勝
2012-12-14 12:09

 再びGenn Yamato様へ。維新の会の橋下氏を支持できない理由15項目を拝見しました。それに付け加えて、Yamato様が追加している、16公共事業反対、を入れて16項目としてもよいでしょう。およそは私も知っていたことですが、詳細は知りません。また、発言の文脈もわかりません。お書きになった16項目の情報が全て正確かどうかもわかりません。それでも、全て正しいものと仮定して以下、話を進めます。
 16項目のなかには、「公明党(創価学会)と選挙協力」のように、安倍自民党もより大規模にやっている項目がありますから、そのことで橋本氏に反対するなら安倍氏にも反対すべきではありませんか。TPPも同断です。外国人参政権は橋下氏がどこまで本気で言っているのか知りませんが、維新の会が石原党首である限り、推進することはあり得ないと思っています。ですから、私は維新を支持するのは石原党首である限り、と限定しています。政党は党首によって総括されるのですから、橋下維新に集まった支持が石原代表に集約されるなら大いに結構なことだと私は考えているのです。
 橋下氏の経済政策については、京大の藤井聡氏が批判しているとおりで、あまり検討に値しないと思っています。TPP賛成の理由は、彼の人生観から来るものかもしれません。これも石原党首とのすりあわせでそれほど突出したテーマではなくなりました。
 橋本氏が体系的な思想や理論や政策を持っていると思う人はいないでしょう。私が支持するのは、何度も言うように大阪の同和や左翼の利権を破壊した実績であり、行動力です。これは石原氏にもやろうとしてできなかったことです。維新の会のテレビの政見放送で石原氏が言っていましたが、橋下氏が大阪市長選挙に出たときは10人ものSPがついていたそうです。既得権をもっている勢力から命を狙われていたということです。まさに命がけです。伝統的な自民党の政治家が誰一人出来ないことをやってのけたのです。だから、橋下氏のその能力を、うまく日本全体に生かす方法がないかと考えるのは自然なことだと思います。私は教科書運動を16年やってきましたが、内容的に不十分な点の多い育鵬社を含めても、まともな歴史教科書のシュアーはわずか4%代で、統計学で言う誤差の範囲内です。スピードが遅すぎます。「破壊的教育改革」をやらない限り、現状の打破は難しいのです。橋下氏は、最初安倍氏に代表になることを打診していました。その安倍氏が自民党の総裁になり、石原氏が都知事を辞めて代表に就任したのはベストの選択であったと私は思っています。石原氏の決断に深く感謝しています。
 「歴史認識」については、従軍慰安婦についてあれほど見事な議論を展開できる橋下氏ですが、「南京事件」については、否定説の成果をまとまって読む機会がなかったのかも知れません。1時間、私に会って話を聞いて下されば、「南京事件」がなかったことを間違いなく理解されるでしょう。ただし、それをそのまま発言するかどうかは別問題です。謝罪外交風の物言いは、適当なリップサービスのように私には思えます。
 個々の政策テーマについては、おそらくYamatoさんと私の間には意見の違いはあまりなく、重なる点が多いと思います。違いは、思考方法にあります。実は、ご質問を受けた時からこういう議論の流れになるであろうと私は予想していました。だから、政治の問題を考える時のこの思考方法の問題に触れておきたいのです。
 第一に、政治家も個々の人間も、多面的で複雑で、モザイク的な存在であると認識すべきです。特にそれほど体系的にものを考えていない人に体系的な批判をしてもあまり意味がないことがあるのは心得ていたほうがよいことです。
 第二に、Yamatoさんは政治家を減点法で評価していますが、私は加点法で評価しています。減点法は満点になるのが当然であると仮定して、足りないところ、欠点を洗い出し、減点していきます。逆に加点法は、多少の問題には目をつぶり、よいことをした政治家は、その点で大いに評価しようとする立場です。昨日、南京の真実国民運動の集会を東京でやりましたが、この団体は河村名古屋市長の2月の「南京発言」を支持することをキッカケにうまれたものです。河村氏のその他の政策や政治行動には賛否があろうとも、「南京事件」はなかったという勇気ある発言をしたという一点で、河村氏は日本の国益になる偉大な実績を残したのです。
 第三に、どの政治家や政党も良い点と悪い点が混在するとしたら、何を重視し、何に目をつぶるかは、評価する側の価値観に依存します。私は、教育問題、とりわけ教科書問題を一番重視しますので、その他の点には目をつぶっても橋下氏の才能をうまく発揮してほしいと願っています。YamatoさんはTPPに一番こだわっていらっしゃるようですから、自民や維新ではなく、未来や共産党など明確な反TPPの政党の支持を検討されてはいかがですか。


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http://www.facebook.com/genn.yamato.79/posts/428875837177583

GennYamato.jpg
Genn Yamato
2012-12-16 2:20

再び藤岡信勝様へ、
返信をいただき誠にありがとうございます。

昨晩遅くに帰国(海外から投稿していました)、
そして安倍晋三氏を応援に演説を聴いてきました。
安倍氏を応援する多くの人々熱気が周囲を覆っていました、
安倍晋三新総裁自民党の政策・・・
金融緩和、国土強靭化(公共事業)、インフレ目標設定など、
そして安部氏は 教育を破壊した日教組と民主党を糾弾し、
教育の重要性を強調し教育の改善充実を表明していました。

私も教育の改善が絶対に必要だと思います。
そしてかつてのような立派な日本、誇りある日本を取り戻すために
日本にとって最も重要なことは真実の歴史教育だと思います。

しかしあるのは偏向した歴史教科書、NHKの歪曲歴史番組、朝日新聞の歴史捏造…
「ある国を衰亡させるには、その国の先人たちが気概を示した歴史を教えなければいい」
と言った歴史家トインビーは正しいのだと思います。
ところが今の日本では学校でも社会(マスコミ)でも「気概を示した歴史」を教えず、
更に悪いことに「デタラメな歴史」「捏造自虐史」を教えています。

私はそんなデタラメな歴史の蔓延を危惧し
だから真実の歴史が必須だと思い
つくる会の会員になり、
史実を世界に発信する会の会員になり、
メディア報道研究センターの会員になり、
NHK一万人訴訟原告の一人になっています。
そして南京の真実国民運動も支援させていただきました、
(産経新聞の意見広告には私の実名も掲載していただきました
…Genn YamatoはHNです)。

さて、改めて返信をいただきありがとうございます。
石原慎太郎氏、橋下徹氏、日本維新の会に関連して
藤岡様のおっしゃっている内容を理解しました、
まとめると次になります:
---
最大の政治課題である憲法を作り直すには、自民党以外に有力な政党が望ましい、
なぜなら自民党内には社民党と同等の国家観や歴史観の人物も多くいる為。
石原慎太郎氏が党首であるならば日本維新の会はその役割を果たす可能性がある。
橋下氏は体系的な思想や論理、政策を持っているとは思われていない。
しかし橋下徹氏は大阪教育界の左翼利権を徹底的に破壊したという実績がある。
政治家の評価はあくまで「実績主義」で評価をするべきという原則をもっている。
橋下氏に堅固な保守思想はないが政治家は思想ではなく実績で評価する。
石原氏が日本維新の会の党首になったのは
橋下氏という逸材を日本のために活かすために違いない。
橋下氏のTPP賛成や外国人参政権の本気度は知らないが
日本維新の会の党首が石原氏である限り推進はしないだろう。
橋下氏への支持が石原氏への支持に集約されればよい。

藤岡様の政治問題考察思考方法:
1. 政治家も多種多様で体系的に考えない人を批判しても意味がない。<?>
2. 政治家は減点法でなく加点法で評価をする。
  多少の問題は目をつぶりよいことをしたことを評価する。
3. 政治家も政党も良い点と悪い点が混在するならば
  重視する問題に集中しそのほかの点は目をつぶる。<?>

なお、橋下氏が南京事件について
「歴史的な事実について発言する時は、外交関係も踏まえて発言しなければいけない。
(南京事件について)言ったところで日本にとって現実的なプラスを感じない」
と語ったのは、橋下氏は南京事件を否定する情報を入手してなかったと思われる。
それに南京事件の否定をそのまま発言せず
謝罪外交風に発言することは適当なリップサービスである。<!?>
---
<>の横のコメントは疑問に思うところです…説明は省きます。

つまり、橋下氏には「体系的な思想や論理、政策」は無いが実績があるから良い、
一番重視する教育についての良い点があるから悪い点があっても目をつぶる。
たとえ橋下氏に悪い(売国するような)思想があっても
党首がまともな石原氏だからまともな政治に補正されるだろうし
大阪の日教組利権を破壊した実績がある橋下氏がその才能を活かす
最も重視する教育改善がされることを期待する、ということになります。

すると日本維新の会の公約は
石原慎太郎党首の意向と賛同が達成されているはずであり
公表され実施されていく、ということになります。

日本維新の会 公約を抜粋します、<>内は私のコメントです:
*公共工事拡大路線とは異なる経済成長をめざす。
<自民党の国土強靭化政策を否定しています>
*法人税減税と所得税減税を減税。
<この減税で異なる経済成長はできません>
*TPP交渉参加、ただし国益に反する場合は反対。
<安倍晋三氏は国益に反するならば交渉「参加」を反対と言っています>
*解雇規制を緩和し、最低賃金を廃止。
<失業者が増えること必須です>
*中央集権体制から道州制に移行する。
<国家破壊です>
*原子力発電は2030年代までにフェードアウトすることになる。
<短期間ウラン燃料の処理は不可能、無責任な約束です>
*尖閣について中国に国際司法裁判所への提訴を促し、同裁判所で日本の主張の正当性を勝ち取る。
<領土問題はありません、しかし領土問題化しようとしています、中国が喜びます>

上記内容(<>)は次のサイトを参照しています:
【政権公約】日本維新の会、その国家解体的政治志向[桜H24/11/30]
http://www.youtube.com/watch?v=mSlqn_kdK3Y


これでは「日本維新の会」を、石原党首を良く評価することはできません。
国を壊すような悪い点に目をつぶることは到底できません。

更に橋下氏について、
日教組を糾弾、大阪の全ての学校で国歌(君が代)を斉唱、国旗を掲げる
などは凄いことだと思います。
ですが橋下氏の次のような悪い点にも目をつぶることは到底できません:
*韓国民団に大阪府有地を超破格値で売却
*竹島は日韓で共同管理を目指すと発言
*中国や韓国に迷惑をかけた、金を払ったからよい、は違うと発言
*靖国神社に参拝して先人に敬意を表するとか、かっこつけるのは良くないと発言
 :
 :
橋下氏の「体系的な思想や論理、政策が無い」とは
「デタラメな思想や論理、政策」ということであり
更には国を悪くする思想と政策でありえるということです。

例:
橋下徹の正体
http://www35.atwiki.jp/kolia/pages/888.html

「重視する良い点の為に多少の悪い点には目をつぶる」ことはあると思います。
ですが目をつぶる前に悪い点の内容を認知・理解・把握する必要があると思います。
その悪い点がどれほど悪い点であるかを知る必要があると思います。

橋下氏の悪い点は 石原党首を通して公表されたであろう
公約に補正されているとは思えません。
それどころか石原氏本人も含めて他者(竹中某氏)の悪い点も
公約に現れているとも思われます。

---
藤岡様の最後の言葉に言及することにします。

次は藤岡様の言葉です:
「私は、教育問題、とりわけ教科書問題を一番重視しますので、
 その他の点には目をつぶっても橋下氏の才能をうまく発揮してほしいと願っています。
 YamatoさんはTPPに一番こだわっていらっしゃるようですから、
 自民や維新ではなく、
 未来や共産党など明確な反TPPの政党の支持を検討されてはいかがですか」

日本未来の党がどんな党であるかご存知だと思います。
また歴史の造詣が深い藤岡様であれば共産党がどういう政党が熟知しているはずです。
しかし、最もこだわっている政策をもつ政党があれば
皇室を解体しようとするような政党でも支持することを推していらっしゃる。
驚きました。

あるいは単に私と皇室を解体するような政党を関連づけし
イメージづけさせたかっただけでしょうか。

教科書運動を 16年やってきたがまともな歴史教科書のシェアはわずか4%台、
したがって成果はほぼ無しでスピードが遅すぎる、という旨は藤岡様のお言葉です。
しかしだからといって 上記のような悪い点には目をつぶり、
教育問題・教科書問題を「破壊的教育改革」で解決すると思われる橋下氏を高く評価し
橋下氏を活用する石原氏が党首の日本維新の会に期待する、というのは疑問です。

(これら一連の全通信文はブログに掲載さていただきます)

===
...would be updated

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