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御製 (ぎょせい) と 靖国神社 [靖国神社]

靖国神社の社頭(社殿の前)には毎月一通戦地から家族に宛てた手紙が紹介されている。
その場で読めるが紙でコピーもいただける。
裏面を見ると英訳されて THE LAST MESSAGES FOR THIS MONTHとある。

またそのコピーには御製も紹介されている。
御製とは天皇が お作りにになられた文章や詩歌(しいか)(和歌/俳句/詩など)。

今月は今上陛下の御製:
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今上陛下御製

いにしへの 人も守り来し 日の本の
森の栄えを 共に願はむ

歌会始御題 森 (平成三年)

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森には神々がいらっしゃる。
太古から、これからもずっと 森を大切にしなければならない。

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九段下から参拝:
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常陸丸殉難記念碑:
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田中支隊忠魂碑:
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戦跡の石:
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硫黄島/沖縄/マニラ郊外ボニファシオ/コレヒドール島
レエテ島リモン峠/レエテ島アルブエラ/グアム島/プーゲンビル島:
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慰霊の泉:
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大村益次郎銅像:
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駐車場入口から:
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外苑休憩場(軽食/売店):
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手水舎:
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今月の社頭掲示:
http://www.yasukuni.or.jp/history/will.php

靖国神社デ祈ッテヰマス

陸軍少佐 池亀 重作 命
昭和十七年十一月二十三日
ソロモン群島ガダルカナル島九〇三高地附近にて戦死
新潟県西頸城郡磯部村出身 四十歳

父ヨリ

惠子ヨ、可愛イ惠子ヨ。

父ハ惠子ガ早ク大キクナリ、立派ナ人ニナリ、
御國ノタメニ働クコトヲ祈リマス。

母ノ教ヘヲヨク守リ、誰ニモ負ケヌ様ニ、オ勉強シナサイ。

「努力ハ天才ニ優ル」ト言フ事ヲ念ニ収メ、
偉イ人ニナッテ母ニ孝行ヲシナクテハナリマセン。

父ハ東京ノ靖国神社デソレバカリ祈ッテヰマス。

(原文のまま)

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THE LAST MESSAGES FOR THIIS MONTH

I Am Praying for You From Yasukuni Shrine

From Father,
Keiko,my darling Keiko,
Father is praying that you grow up soon, become a fine person and work for the sake of the country.
Be sure to follow what Mother teaches you and study hard so that you are never second to anyone.
You must remember that “effort is better than genius” become a great person and be dutiful to Mother.
Father is always praying in this way for you from Yasukuni Shrine in Tokyo.

Jusaku lkegame Mikoto

Major, Japanese Army
Killed in Action in the Vicinity of the 903 Meter Hill in Guadalcanal, Solomon Islands on
November 23, 1942
Born in lsobe-mura, Nishikubiki-gun, Niigata Prefecture
Age: 40

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http://sankei.jp.msn.com/culture/imperial/091104/imp0911040728001-n1.htm

【元気のでる歴史人物講座】(44)明治天皇
2009.11.4 07:27

9万3000首に詠まれた御心

近代世界において有色民族中、わが国のみ自立を堅持し、
明治維新を成就し、日露戦争に勝ち世界的雄飛を遂げたが、
それは非西洋唯一の例外、世界史の奇跡であった。

これを成さしめた最たる要因は国家の統一と国民の団結の核心として、
明治天皇が存在したからである。
近代日本を代表すべき人物をただ一人あげるならば明治天皇である。

生涯に9万3千首もの和歌を詠まれた明治天皇の
高き深き大御心(おおみごころ)を御製に仰いでみよう。

≪あさみどり澄みわたりたる大空の広きをおのが心ともがな≫
≪さしのぼる朝日のごとくさはやかにもたまほしきはこころなりけり≫
≪目に見えぬ神にむかひてはぢざるは人の心のまことなりけり≫
≪とこしへに民やすかれといのるなるわが世をまもれ伊勢のおほかみ≫
≪たらちねの親につかへてまめなるが人のまことの始なりけり≫
≪あだ波をふせぎし人はみなと川神となりてぞ世を守るらむ≫
≪世とともに語りつたへよ国のため命をすてし人のいさをを≫
≪天地(あめつち)もうごかすばかり言(こと)の葉(は)の
 まことの道をきはめてしがな≫

わが国最大の歌聖は明治天皇である。
明治の日本人は明治天皇を生ける神と仰ぎ、
親とも師ともお慕いし国の為に尽くしたのである。

(日本政策研究センター主任研究員 岡田幹彦)
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コメント 4

元気

こんにちは。

靖国神社。
「コレ、見た、見たよう!」 の連続です。
たくさんの写真のアップ、嬉しいです。(^o^)丿

さて、一つだけ疑問があります。

>明治の日本人は明治天皇を生ける神と仰ぎ、

そうなんですか?
神を仰いだというのは… 戦後の考えではないのですか?
by 元気 (2009-11-11 13:23) 

genn

釣られクマさん、
まごさん、
水郷楽人さん、
Rangerさん、

御越しいただきありがとうございます。

by genn (2009-11-12 23:05) 

genn

元気さん、

小林よしのり氏(SAPIO 9/30号)経由
「『現人神』『国家神道』という幻想」新田均(著)によると
「天皇を神(GOD)だと本気で信じていたのは、
 昭和10年代の教育を受けた少国民世代だけだ」
と実証しているそうです。
でも これは昭和天皇です。

>明治の日本人は明治天皇を生ける神と仰ぎ、
そうであったのだろうと想像します。
かつての日本人は今の日本人よりも 圧倒的に多くが
神道の世界にいました。
ということは神話もよく知っていた。
それにテレビやラジオ、新聞などが無いことによる情報量が過小だった分、
神話などの伝承は日本全国津々浦々の地元で
とても力強く太く続いてきたものだったのだと思います。
神話を知っていれば 天皇も知っています。
明治になって神仏分離令など明治政府が動いたにせよ
情報量が多くなると明治天皇の存在が俄然大きなものになります。
全国巡幸があり写真(御真影)が国民に
下賜(かし)され(与えられ)ます(「天皇論」小林よしのり(著)より)。
それで国民は明治天皇を生ける神と強く意識することになった。

ちなみに今上天皇は生ける神です。
そう思っていいんです…そう思ってます。

ちなみに私は小林よしのりの「女系天皇」には反対しています。
…と思ったら元気さんも同様のようですね:

 「花うさぎの「世界は腹黒い」」
 「小堀桂一郎氏「天皇論」に反論!」
 http://hanausagi.iza.ne.jp/blog/entry/1312570/#cmt

by genn (2009-11-12 23:31) 

元気

こんばんは。少しだけ。

神としたかった人々の都合で祭り上げられたに過ぎないのではないか。
そう、考えています。
禊をし、神事を通じて、神と民を結ぶ存在。
それが皇室ではないでしょうか。

さらには、天皇しか出来ない神との交流もあります。
交流を通じて、国の安寧、五穀豊穣を願った。
そういう存在であって、神に一番近い人間。
なのだと思います。

by 元気 (2009-11-14 01:10) 

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