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海賊 [懸案]

飛行機内では隣席に人がいても今は話かけることはしない。

でも 10年ほど前、たまたま隣に座った人と話をすることになった。
歳は40代後半から50ほどの男、日本人。

マレーシアから成田への機内にて:

 今日は腰にゴツく当たるもんがないから楽だ、という。
 いつもは腰ベルトに拳銃をさしている。
 フィリピンで漁業をしている、たしか海老だかなんかを獲っている。
 ただし危険水域(国の警察活動範囲外)に出ていかないと収穫は乏しい。

 海賊が出没する。

 漁船には元自衛隊員を雇っている。
 海賊が並走して遠くに現れるとライフル銃で威嚇射撃をする。
 さすが元自衛隊員、数百メートル先に効果的に撃ちこむ。
 元自衛隊員が不在で海賊が並走接近してくると、
 シートで覆い隠していた漁船に据付の機関銃を見せつける。

 ちょっと睨みあいが続く。
 そして海賊は離脱していく。

そんな海賊には話合いは通じない、問答無用。
相手より強大な抑止力、武器が必要だということだ。

この現代に まだ海賊なんているんだ、と驚いたものだ。


今日 たまたまつけていたテレビでTBSの番組
サンデーモーニング “風をよむ” “日本の国際貢献”
のコーナーで大学教授らがコメントしている声が聞こえてきた:

ソマリア沖への自衛隊派遣は最悪の違憲だと…(!?)

まともじゃない、狂ってる。
あるいは ゲスだ。
TBSもおかしい。


2008年9月19日 産経新聞の記事(岡本行夫)から:

2004年4月24日、
海賊に日本の大型タンカー「高鈴」が襲撃された。
これに対しアメリカ海軍と沿岸警備隊が海賊を攻撃し
二隻の海賊は爆破、しかし残り一隻を阻止しようとした
水兵が三名死亡した、本国に幼い子供たちを残して…

2008年4月21日、
日本の巨大タンカー「高山」が襲われた。
海賊はロケット弾と機関銃を撃ちこんできた。
ドイツ軍艦「エムデン」が救出に向かった。

2008年8月23日、
日本の貨物船「AIZU」が襲われ何発も被弾した。
多国籍艦隊到着までの1時間前に海賊は逃走した。

等々。

20090405_海賊.jpg

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タグ:海賊
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