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近代史02 歴史にIFを [近代史]

歴史にIFは禁句...違うね。
なんだこれは? 呪文か?

歴史にIFで想像する力はとても重要だと思う。

想像力には個人差がかなりあるのかもしれない。
経験がある、なしではぜんぜん違う。
育った環境や体力や容姿など あらゆる条件の違いで差があるに違いない。

氷点下の外気を経験したことがない人に
摂氏 -21℃に20分もバスを待っているとどうなるか
うまく想像できないかもしれない。
東京暮らし基準の装備(冬服)で経験すると
耳がもげそうになり鼻の穴の内側が寒さで固まってくるような感覚になる。
絶対に耳あて(Ear Warmer)が必要だとわかる。

でも経験がなくても想像力をうまく働かせることは重要なんだ。

例えば、チベットの僧侶たちはどんな心境なのか。
例えば、軍事政権ミャンマーは、実はどんな状況なのか。
例えば、国がなく、法律もルールも何もない世界で
人はどんな振る舞いをしたのか、何を試し どんな秩序をつくろうとしてきたのか。

想像するには過去の多くの情報を組み合わせてみる必要がある。
歪曲された情報でなく、嘘でもなく、悪意がある情報でもなく、真実の情報で。

すると もし/IF 日本の人口、経済力、軍事力がチベットと同じだったら、
日本の今はチベットと同じ境遇になっていると想像できる。

もし/IF ビルマ(ミャンマー)王を追放し王女の娘を下級兵士へ捨て去り
異民族を入植させ利用して支配してきた英国の手先であるアウンサンスーチーがいなければ
軍事政権は誕生してなかっただろうと想像できる。

もし/IFで想像して歴史を考えると、日本は今どうあるべきかが見えると思う。

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