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TPP と 日本らしさ [保守]

米連邦政府機関の雇用機会均等委員会(EEOC)が三菱自動車を訴えた(1996年)。
ありもしないセクハラをでっちあげ、マスコミも嘘の上塗りをした、
女性従業員700人全員がセクハラを受けたと…:
「男が女を売女、売春婦と呼び、乳房や尻、性器をまさぐり…」
「組立ラインの壁には女の品定めを図解入りで名前で示し…」
「抗議した女性従業員を解雇し…」
「日本で28歳で結婚してないのはみな売春婦だ…」
「女に何をしてもいいという日本的考え方に染まり…」
学卒者や大学教授の応募もある福利厚生がいきとどいた三菱、
その女性従業員たちはデタラメを否定した。
従業員が会社の為に立ち上がるということは前例がなかった。
しかし米国政府機関等からマスコミにかけて総攻撃を受けた三菱に勝ち目はなかった。
米国議員が抗議声明をだし全米女性機構「NOW」関係者等々が、
マスコミが三菱をクサした、日本の政府高官・日本のマスコミは無視だ。
2億ドルを脅しとられようとしていた三菱。
訴訟が迫り、三菱は和解に応じて3400万ドルを奪われた。

更に3か月後、三菱はADA法(身障者を理由に採用拒否は不可)で訴えられた。
採用試験で落ちても法律違反…三菱は300万ドルを奪われた。

アメリカ司法省がペンタックスを告訴した(1996年)。
香港から中国に組立を移管している最中のカメラで
最終組立がまだ香港に残っていたカメラの「Assembled in Hong Kong」が嘘だ、
100%香港で組み立ててないというインネンをつけた。
Made in USAは 75%以上が国産であればいい、
という米系企業向けルールのラフさは日系企業には適用しない。
6000万ドル(旭光学が米国で稼いだ売上全て)を脅しとられようとしていた旭光学。
訴訟が迫り、旭光学は和解し 2000万ドルを奪われた。

米国の弁護士(テキサス州・ウェイン レオ弁護士)が東芝を告訴した(1999年)。
フロッピードライブのデーター破壊が起こる可能性がある、
PL(製造物責任法)違反だ、いつかは故障する、と訴えた。
全世界で1500万台が使われていた東芝ノートパソコンに不具合は1件もない。
1兆円を脅しとられようとしていたという東芝。
訴訟が迫り、東芝は和解し 11億ドル、米国での東芝の4年間の売上でも足りない額を奪われた。

(以上参考「情報鎖国・日本-新聞の犯罪」高山正之(著) 廣済堂出版)

アクセルが戻らなかったとトヨタが訴えられた(2009年)。
膨大な費用をかけて調査しアクセルに異常はなかったと証明した。
いや、ブレーキがきかなかったと言い替えられた。
膨大な費用をかけて調査しブレーキに異常はなかったと証明した。
いや、マットが折れてブレーキの下になりブレーキがきかなかったと言い替えられた。
トヨタは科学的機械的調査ができなかった。
トヨタは損害賠償として200万ドルを奪われた。

政治家連中が豊田社長を公聴会に呼びつけてインネンをつけ恐喝しトヨタ自動車をクサし
くたばりかけたGMに国の金をつぎ込み延命させ売上を伸ばした。
そしてトヨタ車の持ち主たちは無償修理(リコール)とかで経済的損失だ、とかいって集団訴訟、
トヨタは損害賠償として11億ドルを奪われている。
しかもアメリカの30の州もトヨタに同じインネンをつけ
トヨタは2900万ドルを奪われることになっている。

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TPPで日本と日系企業は米国政府機関や企業から訴えられる。
規制緩和だ、自由化だ、とか言って
軽自動車の軽減率を廃止させ排気ガス規制をアメリカ並みに緩くし環境悪化、
医療自由化や薬の価格抑制規制策を廃止させ金儲けを最大化、患者を顧みず、
労働者規制を自由化させ大量の外国人労働者を投入し日本人失業者増、
公共投資事業内容を英語にさせ価格第一で外資企業のおから工事を可能にさせ、
保険や金融市場を開放させハゲタカの食い物にさせ、
農薬規制を緩和させ、遺伝子組み換え食品表示を廃止させ市場へ投入し、
激安農産物投入で日本農家を壊滅させるも凶作による供給不安は保障せず、
防衛産業自由化で国産防衛産業を壊滅させ市場を席巻し自主防衛できぬようにし、
テレビや新聞社の規制も自由化させマスコミを支配しプロパガンダを継続させ、
弁護士の自由化で膨大な弁護士・弁護士会社を日本へ輸出し
インネンやいいがかりを含めて訴訟が激増する、
…などが可能になる。

TPP参加国の市場の大きさはアメリカと日本でほとんどを占める。
TPPは実質 米日の自由貿易協定だが、国際法下に日本の法律は通用しなくなる。
関税自主権を失い、ラチェット規制で元にも戻せず、ISD条項で賠償紛争が起きる、
その紛争は アメリカの息がかかった世界銀行傘下の国債投資紛争センターで裁判。
日本は勝てない。

アメリカ企業は自由貿易協定があるカナダ政府やメキシコ政府を相手取って勝っている、
しかしカナダやメキシコの企業がアメリカ政府を相手取って勝ったことは一度もない、ゼロ。

あこぎなアメリカ。
デフレの日本だからTPPに反対だ、だけではないだろ。
TPPで日本らしさが更に壊れる。
自由化とはグローバル化でアメリカ化、とは
更なるあこぎな拝金主義化、傲慢化、強欲化ということか。

日本は他国とは違う。
大規模災害に見た日本人らしさというもの、
世界に類をみないその尊いもの。
日本にはまだそれがある。
行き過ぎたグローバル化を制御し、
日本らしい革新と伝統を守るべき時。
かつての日本らしさ、日本人らしさをもう少し取り戻す時。

TPP断固反対。

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TPP_高山正之_日本新時代は来るか!?[桜H25_1_5]
http://youtu.be/yztfPbHp2PI


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米国の理不尽・トヨタリコール
http://www.youtube.com/watch?v=Ey_YLLTM4LY


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