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政府の借金 (東北復興) [経済のウソ]

世界最大の金持ち国家:

国の借金は 1000兆円を超え
国民ひとりあたり800万円になってしまう、
というのはウソだ。

日本は外国からの借金よりも貸し出している方が多く、
250兆円もの対外純資産をもつ世界最大の金持ち国家で
国民ひとりあたり 200万円に相当する、
というのが本当だ。

 国の借金:
 http://devlin.blog.so-net.ne.jp/2011-09-21-1

しかも日本は外国とのビジネス、取引はずっと黒字。

 経常収支 (平成22年) :
 貿易収支 =輸出-輸入 =7.97兆円の黒字
 所得収支 =外国にある資産からの金利や配当など =11.69兆円の黒字

 財務省・国際収支の推移:
 http://www.mof.go.jp/international_policy/reference/balance_of_payments/bpnet.htm

2005年からの所得収支の黒字は10兆円を超えて
貿易収支の黒字の額を超えている。

国の借金は世界一膨大だ、というウソに憂鬱になるのではなく、
日本はここ20年間世界一の対外純資産をもつ、金持ち国家で
経常収支も巨額だ、という真実に 謙虚でも誇りとすればいい。

日本の経常収支の推移(億円):
緑色が所得収支で、青が貿易収支:
経常収支.jpg
三橋貴明・新世紀のビッグブラザーへ・Contents、より:
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_34.html#Keijo

日本は国家破綻する、
という政治家、経済専門家、雑誌やテレビはウソを言っている。


政府の借金:

財務省 国債及び借入金並びに政府保証債務現在高(平成23年6月末現在):
http://www.mof.go.jp/jgbs/reference/gbb/2306.html
合計9,438,096億円 =943兆円(内赤字国債は 7,679,443億円 =767兆円)

そして反日な朝日新聞などは国民を憂鬱にさせる見出しの記事を書く:
日本は世界最大の借金大国、日本財政サラ金地獄、だとか言って
国民を憂鬱にさせる。

そんな政府の借金に憂鬱になる必要は、ない。
というか、政府は借金をして、公共投資をしてなければ、
我々国民は今より過激に惨めな状態になっている。

資本主義社会では企業が銀行から借金をして会社経営をしている。
そりゃ無借金経営をしている会社もある。
しかし日本全国津々浦々で無借金経営をしてたらそれは資本主義じゃない。
個人や家庭の借金と、政府や企業の借金を同じにしてはいけない。

景気が悪くなると個人も企業も借金を返したり預金を増やす:
(1)バブル崩壊後の日本の企業、政府、家計の金融資産の推移(単位:億円).jpg
:(1)バブル崩壊後の日本の企業、政府、家計の金融資産の推移(単位:億円)

景気が悪くなると個人も企業は銀行から借金をしなくなる、企業は投資しない。
景気が益々悪くなることを防ぐために、政府が銀行から借金をして公共投資をする、
銀行は企業から借金を返済されだぶついた国民の貯金を政府に貸しだす:
(2)バブル崩壊後の日本の企業、政府、家計の金融負債の推移(単位:億円).jpg
:(2)バブル崩壊後の日本の企業、政府、家計の金融負債の推移(単位:億円)
 政府の借金(一般政府(負債))は増えている。

上記のグラフは、三橋貴明・新世紀のビッグブラザーへ・Contents、より:
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_35.html#JPBS3

政府が銀行から借金をして公共投資するから、仕事が維持され、
雇用が維持され、給料が維持され、経済がなんとか維持されてきた。
もし政府が借金をせず、赤字国債を発行せず、放置していたならば、
我々国民の、一般庶民の生活は どん底へ落ちていたに違いない。


銀行へ預けた金:

給料が安定し金に余裕がある国民は買い物を楽しむ。
ボーナスが多くなれば、ますます買い物を楽しむ。
売れるから企業は銀行から借金をして投資する…機械を買ったり、工場を建てたり。
機械(設備)や工場(建設)や材料(製造業)を売る関連企業も
銀行から借金をして投資をし売り上げへつなげる。
生産した商品の在庫が過剰になることなく不足するほどに売れる。
商品の価値があがり値段があがっていく。
ゆるやかに物価が上がる(インフレ)。
企業に利益が増え従業員への給料を上げボーナスを増やす。就職する人、雇用も増える。
企業は銀行から更に借金をして投資を増やし…と「良い循環」ができる。

銀行が企業へ貸しだした金額は膨大になっていく。
銀行が国民から手に入れた預金は、企業へ貸しだしていく。
銀行は企業へ貸した金の金利を多くし国民へ支払う金利を少なくして利益をあげる。

*国民は銀行を経由して企業などへ金を間接的に貸している。

政府の仕事は、ゆるやかなインフレを維持すること。
それが経済成長を維持させる。
ところが「良い循環」が回る勢いが まだ十分に順調でない弱いなかで
増税などをしてしまうと、「良い循環」は止まってしまう。
政府の借金の状態を改善する=財政再建だ、とか言って
増税したり公共投資を削減してしまうと「良い循環」が壊れてしまう。
それをやったのが橋本政権、
消費税を3%から5%に上げ、公共投資削減などをしていった。

増税で国民は買い物をひかえる。
公共投資=道路や橋などのインフラの仕事などが減り、企業の仕事が減る。
企業は売上が減り、投資をやめ、派遣社員は契約更新せず、
従業員への給料や、ボーナスを減らす。
国民は更に買い物を更にひかえる。
企業が生産した商品の在庫が過剰になっていく。
値下げをしなければ売れなくなる (デフレ)。
やがて企業は借金を銀行に返すことに専念するようになる。

銀行が企業へ貸しだした膨大な金額が返金されてくる。
しかも企業も個人も景気の不安に預金を増やし銀行へ更に金が集まってくる。
銀行は国民から手に入れた預金は必ず貸しだして利益をあげなければ金利を払えない。
だからってもし銀行が海外の金融商品(サブプライムローン関連)に手を出していたならば、
貸し倒れ、貸した金は戻ってこないか激減し壊滅的な打撃を受けていた。
だから銀行は安全な日本国債を買うことになる。

*国民は銀行を経由して日本政府へ金を間接的に貸している。
 (国民ひとりあたりの借金、じゃない、
  預金者ひとりひとりが国に、日本政府に金を貸している。)


デフレと増税と東北復興:

いま民主党政府は財務省のいいなりに増税に向けて動いている。
間抜けな経済評論家たちは無意識に、反日勢力は故意に、
日本弱体化を狙って増税を徹底的に押す。

「負担を分かち合いたい」と願う国民の気持ちを悪用している。
三橋貴明氏は怒っている。
国民は この茶番に気がついて怒らなければならない。

増税をすれば、更に景気は悪化し、結果として全体の税収は減ってしまう。
増税は日本経済を更に悪化させ、所得を減らし、失業率を上げ、
橋や道路などのインフラ改善、整備は遠く先に見えなくなり、
結果として東北の復興も遅れていく。
日本経済がメチャメチャになってしまう。


国債で投資と東北復興と日本経済復興:

政府の借金、国債をクサす連中が多い。
子や孫への借金をどうするんだ? とか間抜けなことを言う。
国債暴落で紙屑になる、と言うタコ野郎がいる。
国債増発でハイパーインフレになる、と言うキチガイがいる。
こんなウソで国民は憂鬱になってはいけない。
間抜けな経済評論家たちや反日勢力が茶番劇で踊っているのだ。

アメリカ大手格付け会社も日本国債をクサしている。
格付けのランクを下げている。
アメリカ発金融商品(サブプライムローン関連)の格付けを不正に上げ
やがて世界経済をぶっこわした(リーマンショック)元凶がこの腹黒い連中だ。
連中には日本の景気が悪く、デフレで円高が都合がいい。

だいたい自国通貨で自国内で借金した国は破綻しない、
できない、不可能だろ。

バブルが崩壊して恐慌経済、デフレになると
政府は国債、赤字国債、建設国債を発行して公共投資をすればいい。
このデフレ下は経済成長のための社会共通インフラを構築する時期。

国債で子孫へ借金を残すのではない。
国債でインフラを調え、子孫へのプレゼントにしなければならない。
いまの国民も 50-60年前の先人たちの借金と投資で用意してくれた
橋やダム、港湾や道路、鉄道や原発などを利用している。
しかも今なら日本国債の金利も1%程度と金利負担も小さい。
それに銀行に預金がある。
日本はギリシャのように外国から借金する必要は無い。

そもそも政府による建設投資は激減しすぎている。
公共投資=悪 と国民にすりこんだ連中の仕業か:
 80兆円超/1992
 40兆円/2011

デフレ下で政府の借金が増えることは問題じゃない。
ちなみに1994年以降、日本を含め
イギリス、フランス、カナダ、ドイツ、イギリスそしてアメリカも
政府の借金、公的債務残高は増え続けている。

国債発行で公共投資を増やす。
やがて東北復興が加速していく。
寿命を迎えた50-60年前につくった橋などを新規にできる。
事業仕訳で不十分だったインフラの整備もできる。
社会共通インフラが整い、日本は益々強くなる。
仕事が増えて、就職率が増え、給料がもらえ、買い物も楽しめるようになる。
経済がよくなれば税収も増えていく。
良い景気の循環が順調になれば、財政再建をすればいい。

最優先は東北復興、だから復興増税だ、
という茶番につきあってはいけない。

最優先は東北復興、国債発行で公共投資共通インフラ整備、
強い日本を取り戻す必要がある。

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参考:

新世紀のビッグブラザーへ(三橋貴明):
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/

三橋貴明の「経済記事にはもうだまされない!」:
http://www.gci-klug.jp/mitsuhashi/



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