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靖国神社 [靖国神社]

家族、故郷、国を守るために戦った将兵たち。
決して見返りを求めたりはしない、日本を守る為に 命を投げ出した。
それは公(おおやけ)にはされず、
ただただ手紙や言葉で家族、近しい人へ伝えられた。
先人たちはそれでもよかったのだと思う。
その志と行いを理解する日本人が
必ず後に続くことを知っていたからだと思う。

九段下方面:
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5月初旬、イチョウには新緑:
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平成23年5月 社頭掲示:
http://www.yasukuni.or.jp/history/will.php

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絶筆
海軍大尉 碓本守 命

昭和二十年五月四日
南西諸島方面にて戦死
滋賀県大津市下平蔵町出身
二十五歳

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拝啓、長い間御無沙汰許(ばか)り致し、誠に申訳ありません。
皆々様、何時も御元気の由、慶賀に堪へません。私も元気です。
愈々出撃です。
長い二十五年、本当に有難う御座居ました。
私は悠久の大義に生きて行きます。
私の今まで詫間に於ける状況は、私の教へた練習生が、
今度大津空へ行きましたから、その練習生から聞いて下さい。
では、皆様いついつまでも元気にやって下さい。
父上、母上、幸子、智、榮子、千ちゃん、皆さようなら。



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皆々様

荷物の方も行李(こうり)だけは後から送ります。
トランクは練習生が外出の時、家まで持って来て呉れます。
練習生が遊びに来た時は、可愛がってやって下さい。
この練習生は、練習機で離着水だけやって後、取止めになったのです。
残念ですが致し方ありません。
師範学校の方にも宜敷(よろしく)。
川瀬、猪飼の小母さんにも宜敷。 

(原文のまま)

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靖国通り、南門へ:
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