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駆逐艦「藤波」の日本軍乗組員 [転載案内]

昭和19年10月25日、
栗田艦隊主力が撃沈した敵護衛空母「ガンビアベイ」。
とどめを刺したのは重巡洋艦「利根」、艦長黛治夫元曰く:
 …乗組員が飛行甲板の後端に大勢集まっていました。
 「利根」の20センチ砲と12.7センチの射撃指揮官は
 船体の中央を狙うように指揮しました。
 やはり無用の殺傷を避けるためでした…

栗田艦隊 第二水雷戦隊 第三十二駆逐隊の駆逐艦「藤波」。
敵弾を受けた重巡洋艦「鳥海」の救援に向かうが
続く敵攻撃で「鳥海」は大破、乗組員収容後に「鳥海」を破壊。

そして「藤波」は海面を漂っている敵将兵706人の間を通過、
栗田艦隊主力が撃沈した敵護衛空母「ガンビアベイ」の生存漂流者たち。

「ガンビアベイ」生存者、トニー・ポトクニアク一等水兵曰く:
 「藤波」の乗組員が舷側に立って手を振り写真を撮り、
 そして我々に一斉に敬礼しているのが見えました。
 我々は「藤波」から機銃掃射をうけるものと覚悟していたのですが、
 我々はなんら手荒い扱いを受けなかったのです。

「「藤波」は「鳥海」の仇打ちとして、階難者に対し射撃することも可能であった」
が そうはしなかった。

続いて「藤波」は僚艦「早霜」の救援に向かうも敵艦載機部隊空襲で撃沈される。
日本人らしい立派な振る舞いだった将兵たち。
昭和19年10月27日「藤波」全乗組員戦死。

参考/引用:
 「靖国」第664号 平成22年11月1日

靖国神社崇敬奉賛会への入会で社報「靖国」(月刊)をいただける:
http://www.yasukuni.jp/~sukei/

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「靖国」第664号 表紙:
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