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神道とは [神社仏閣]


「ありとあらゆる祈りが神社にはあり、
 日本人の目に見えない心の美しさ、
 たたずまいが形式として残っている」 *1

「日本の神様は人びとのためにいる。
 宗教というより日本人の自然観、森羅万象を敬う日本人の心根
 といったぼうがいいかもしれない。」 *2

「神道と神社を知らずして
 日本と日本人は見えてこない」 *3

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神道が日本文明文化伝統を貫き支えてきたのだと思う。

今は台風や地震、雷、稲作の不思議など ほぼ全てが説明できてしまうし
畏れを無くし神様への感謝、信仰心も薄れてしまったのかもしれない。
でもそれは日本人の心根に生きているのだと思う。

それに だから信仰心がある、無しに関らず
日本の歴史の尊さをしるほどに、
それを支えてきた神道に敬意を抱いてしまう。

これからも大切にしていかなければならない日本・日本人の要なのだと思う。

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参考 *1:

http://sankei.jp.msn.com/life/trend/100913/trd1009131958007-n1.htm

奈良「正論」懇話会/佐藤洋二郎氏「神社を見直すことが歴史や文化に誇りを取り戻す」
2010.9.13 19:52

 奈良「正論」懇話会の第42回講演会が13日、奈良市の奈良ホテルで開かれ、作家で日本大学芸術学部教授の佐藤洋二郎氏が「沈黙する神社~遷都1300年の奈良で」と題して講演した。
 小説執筆の傍ら、全国の神社を訪ね歩いているという佐藤氏は、しめ繩が生命力の象徴だったヘビをかたどったとされることなどを例に挙げ、「ありとあらゆる祈りが神社にはあり、日本人の目に見えない心の美しさ、たたずまいが形式として残っている」と語った。
 一方、「現代の教育は神社に見られる言(こと)霊(だま)や怨(おん)霊(りょう)を畏(い)怖(ふ)することを教えてくれない」と指摘した上で、「政治家が自分の便利のために言葉を使うなど、人心が荒廃する一番の原因になっている」と述べ、神社を見直すことが日本人が自国の歴史や文化に誇りを取り戻すことにつながると強調した。

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参考 *2:

2010年10月 Voice 日本の事件簿 CASE:34 高山正之(著)

神道を邪教とする愚

 日本には神様がいっぱいいる。
ビジネス街の中心地、千代田区大手町にも将門塚かおる。
その隣に三井物産が新社屋を建てたときも、
社長以下が神妙にここでお祓いを受けた。
ちょっと離れた産経新聞社も工事の安全を祈願した。
戦後、ここに米兵の慰安所をつくろうとした進駐軍は、
キリスト教徒ゆえにお祓いを受けなかった。
ために事故が続き、工事は断念された。

 津市が市営体育館を建てたときも、神主が来てお祓いをした。
目にはみえないけれど、祓われた邪気は風の神が川に運び、
川の神がそれを海に運び、海の神がそれを水底に沈める。
映画『千と千尋の神隠し』に、捨てられた自転車やがらくたで
腹いっぱいになった神様が湯治にくる。
正体は邪気だけでなく、
このごろの人びとの無責任もすべて呑みこんだ川の神様だったというわけだ。

 日本の神様は人びとのためにいる。
宗教というより日本人の自然観、森羅万象を敬う日本人の心根
といったぼうがいいかもしれない。
だから、豚を食うなとかいうイスラムのような戒律もない。
ほかの神様を崇めるなというユダヤ教の神様のような戒律もない。
東大寺の大仏鋳造の無事は日本の神仏の血をひく聖武天皇が
神様の一人、八幡様にお願いしている。

 そんな津の地鎮祭を「政教分離に反する」と訴えた者がいた。
「日本の神様を信じて日本人は戦争に突っ込んだ」とGHQがいった。
「あれは邪教だ」と。それを真に受けての訴えだった。


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参考 *3:

「神道と神社」 武光 誠(著) 河出書房出版社

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20100918_18靖国神社.jpg

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