盗難のリスク と 日本 [日本を知る]
外国で盗難事件の被害者になってしまった連中を何人も知っている。
フランス・パリで
ヒスパニック系の男が道を尋ねてくる、
するとすぐにビジネススーツをビシッと着た白人男がやってきて
「警察だ」と手帳を見せながら言う…がこれはただの黒い手帳。
「ニセ札が出まわっているから所持金確認の協力をしてほしい」という。
すると そのヒスパニック系の男が財布を差し出す、がこの男はグル(さくら)だ。
つられて財布を出す。
目の前で札を確認しているにもかかわらず数枚残しほとんどを抜き取ってしまう。
それでワザと財布を手渡しじゃなくポケットに押し込んで返したんだ。
財布を開くとほとんど抜き取られている、連中はあっというまに失せている。
まるでマジシャン…営業部長・課長、被害額 20万円ほどだったらしい。
マレーシア・クアラルンプールで、
工場長、給料1カ月分が盗まれたらしい、それが2度ほど…どうやら家政婦の仕業だったらしい。
車が盗まれたとも聞いたことがある。
工場出張者がパンツ後ろポケットに差し込んでいた財布をすられたとも聞いたこともある。
デンマーク・コペンハーゲンで、
空港に併設の駅で、足元に鞄をおいて電車の切符を購入している一瞬に鞄が無くなる営業部長。
パソコンや携帯電話や書類などが全て無くなる。
他にもコペンハーゲンからの電車内で、
肩から提げた鞄から財布を盗まれる営業課長、現金、クレジットカード、社員証、免許証など全て。
中国のどこかで、
車輪付きの鞄を引いて歩く後ろからカッターで鞄を裂かれたという営業担当、これは未遂。
・・・・・・
そんな話を聞く己も どこだったか欧州の空港で茶をしている間に
コートにいれていたカメラを盗まれている。
---
だから海外出張にいくには貴重品は必要最低限のものしか持っていかない。
リスクは最小限に、社員証やキャッシュカード、免許証などは家に残していく。
---
海外の盗人はフルタイムで働いているプロもいれば
パートタイムワーカーの素人まで、油断ができない。
もちろん日本にもそんな悪い奴はいる。
しかし海外・外国人と比べれば僅少なのだと思う。
かつて東京都中央区日本橋のある通りに
真新しい自転車が剥き出しのままに満載されていた人のいないトラックがあって
「ここがイギリスなら 1-2台は盗まれている」とイギリス人が言っていた。
「しかしここが アメリカなら 全部無くなっている」とも言っていた。
---
遠い昔、子供のころ、オヤジが給料1カ月分をタクシーの車内に置き忘れた。
電話をするオヤジの足が震えていたのをよく覚えている。
しかし…そのまま出てきた、給料が全て戻ってきた。
スゴい。
---
http://sankei.jp.msn.com/culture/arts/091103/art0911030733000-n1.htm
【from Editor】30分間の天国と地獄
2009.11.3 07:32
置き忘れた大切なものが、見つかったときの感激はひとしおだ。大げさにいえば、地獄から天国に反転するようなものか。
そんな経験を異国の日本で味わったのが英国の世界的な劇作家、トム・ストッパード氏(72)。第21回高松宮殿下記念世界文化賞(演劇・映像部門)を受賞した同氏は先月、授賞式典に出席するため、来日した。
ストッパード氏は10月21日の記者懇談会で、「大変恥ずかしい体験で、話したことを後悔するかもしれない。ただ、この体験で日本への印象が変わった。私は記者出身なので、皆さんが面白い記事を書くため、自分の評判を犠牲にしてでもお伝えしたい」と切り出し、貴重な経験を明かしてくれた。22日付の紙面でも簡潔に伝えたが、その詳細を改めて紹介する。
14日正午過ぎ、伊豆旅行を楽しんだストッパード氏は東京に向かうため、伊豆急河津駅のホームにいた。持ち物は2つの大きなスーツケースとショルダーバッグ。「バッグには財布とパスポート、クレジットカードなど、私に必要なすべてが入っていた」
3つの荷物を置き、電車を待つストッパード氏。まもなく電車は到着したものの、「自分の乗る電車か分からない」。そんな不安を抱え、周囲を見渡すと、標識は日本語ばかり。ホームの人も次々に電車に乗り込んでいく。「これが私の電車ですか」。同氏が電車の中に入り、チケットを乗客に見せ、確認しようとした瞬間、ドアは閉まってしまった。
「すぐ友人に電話しました。彼は『日本という国は、君があとでバッグを取りにいっても、その場に残っている』と言ってくれた」が、焦るストッパード氏は次の伊豆稲取駅で下車。日本語ができない同氏は携帯電話でインフォメーションセンターに連絡、携帯を駅員に渡し、事の経緯を説明してもらったという。「携帯を持って大きな声で話しながらホームから降りてきましたから、相当慌てていたようです」(駅員)
約30分後、ストッパード氏が本来、乗るはずだった電車が稲取駅に到着。同氏が指定席に乗り込むと、席には「荷物が置かれていた。しかも駅員さんもいて礼儀正しく挨拶(あいさつ)してくれた」。こんなエピソードを披露し、「日本という国は素晴らしい」と結んだストッパード氏。駅員らの連携が同氏を地獄から救ったわけだが、駅員らは「そんな有名な方とは知りませんでした」と恐縮しきりだった。(文化部長 勅使川原豊)
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BLOG RANKING:
フランス・パリで
ヒスパニック系の男が道を尋ねてくる、
するとすぐにビジネススーツをビシッと着た白人男がやってきて
「警察だ」と手帳を見せながら言う…がこれはただの黒い手帳。
「ニセ札が出まわっているから所持金確認の協力をしてほしい」という。
すると そのヒスパニック系の男が財布を差し出す、がこの男はグル(さくら)だ。
つられて財布を出す。
目の前で札を確認しているにもかかわらず数枚残しほとんどを抜き取ってしまう。
それでワザと財布を手渡しじゃなくポケットに押し込んで返したんだ。
財布を開くとほとんど抜き取られている、連中はあっというまに失せている。
まるでマジシャン…営業部長・課長、被害額 20万円ほどだったらしい。
マレーシア・クアラルンプールで、
工場長、給料1カ月分が盗まれたらしい、それが2度ほど…どうやら家政婦の仕業だったらしい。
車が盗まれたとも聞いたことがある。
工場出張者がパンツ後ろポケットに差し込んでいた財布をすられたとも聞いたこともある。
デンマーク・コペンハーゲンで、
空港に併設の駅で、足元に鞄をおいて電車の切符を購入している一瞬に鞄が無くなる営業部長。
パソコンや携帯電話や書類などが全て無くなる。
他にもコペンハーゲンからの電車内で、
肩から提げた鞄から財布を盗まれる営業課長、現金、クレジットカード、社員証、免許証など全て。
中国のどこかで、
車輪付きの鞄を引いて歩く後ろからカッターで鞄を裂かれたという営業担当、これは未遂。
・・・・・・
そんな話を聞く己も どこだったか欧州の空港で茶をしている間に
コートにいれていたカメラを盗まれている。
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だから海外出張にいくには貴重品は必要最低限のものしか持っていかない。
リスクは最小限に、社員証やキャッシュカード、免許証などは家に残していく。
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海外の盗人はフルタイムで働いているプロもいれば
パートタイムワーカーの素人まで、油断ができない。
もちろん日本にもそんな悪い奴はいる。
しかし海外・外国人と比べれば僅少なのだと思う。
かつて東京都中央区日本橋のある通りに
真新しい自転車が剥き出しのままに満載されていた人のいないトラックがあって
「ここがイギリスなら 1-2台は盗まれている」とイギリス人が言っていた。
「しかしここが アメリカなら 全部無くなっている」とも言っていた。
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遠い昔、子供のころ、オヤジが給料1カ月分をタクシーの車内に置き忘れた。
電話をするオヤジの足が震えていたのをよく覚えている。
しかし…そのまま出てきた、給料が全て戻ってきた。
スゴい。
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http://sankei.jp.msn.com/culture/arts/091103/art0911030733000-n1.htm
【from Editor】30分間の天国と地獄
2009.11.3 07:32
置き忘れた大切なものが、見つかったときの感激はひとしおだ。大げさにいえば、地獄から天国に反転するようなものか。
そんな経験を異国の日本で味わったのが英国の世界的な劇作家、トム・ストッパード氏(72)。第21回高松宮殿下記念世界文化賞(演劇・映像部門)を受賞した同氏は先月、授賞式典に出席するため、来日した。
ストッパード氏は10月21日の記者懇談会で、「大変恥ずかしい体験で、話したことを後悔するかもしれない。ただ、この体験で日本への印象が変わった。私は記者出身なので、皆さんが面白い記事を書くため、自分の評判を犠牲にしてでもお伝えしたい」と切り出し、貴重な経験を明かしてくれた。22日付の紙面でも簡潔に伝えたが、その詳細を改めて紹介する。
14日正午過ぎ、伊豆旅行を楽しんだストッパード氏は東京に向かうため、伊豆急河津駅のホームにいた。持ち物は2つの大きなスーツケースとショルダーバッグ。「バッグには財布とパスポート、クレジットカードなど、私に必要なすべてが入っていた」
3つの荷物を置き、電車を待つストッパード氏。まもなく電車は到着したものの、「自分の乗る電車か分からない」。そんな不安を抱え、周囲を見渡すと、標識は日本語ばかり。ホームの人も次々に電車に乗り込んでいく。「これが私の電車ですか」。同氏が電車の中に入り、チケットを乗客に見せ、確認しようとした瞬間、ドアは閉まってしまった。
「すぐ友人に電話しました。彼は『日本という国は、君があとでバッグを取りにいっても、その場に残っている』と言ってくれた」が、焦るストッパード氏は次の伊豆稲取駅で下車。日本語ができない同氏は携帯電話でインフォメーションセンターに連絡、携帯を駅員に渡し、事の経緯を説明してもらったという。「携帯を持って大きな声で話しながらホームから降りてきましたから、相当慌てていたようです」(駅員)
約30分後、ストッパード氏が本来、乗るはずだった電車が稲取駅に到着。同氏が指定席に乗り込むと、席には「荷物が置かれていた。しかも駅員さんもいて礼儀正しく挨拶(あいさつ)してくれた」。こんなエピソードを披露し、「日本という国は素晴らしい」と結んだストッパード氏。駅員らの連携が同氏を地獄から救ったわけだが、駅員らは「そんな有名な方とは知りませんでした」と恐縮しきりだった。(文化部長 勅使川原豊)
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こんにちは。
日本は良い国です。
(滅多に行きませんが)海外に行く際には、着飾っていきません。
余分なお金もアクセサリーもブランドバックも持っていきません。
けれど、一番大切な命さえ取られかねない気がするから、外国に行くのは好きではありません。
日本に帰って来ると、その狭さ、混雑さえ好ましく思えてしまいます。
店員さんの親切さ、誠実さ、人の良さ…
日本は良い国です。
盗られる方が悪いのではなく、盗る方が悪いのです。
騙される方が悪いのではなく、騙す方が悪いのです。
日本は良い国です。
大切なことなので、3回書きました。(笑)
by 元気 (2009-11-11 16:19)
まごさん、
T.Nさん、
御越しいただきありがとうございます。
by genn (2009-11-12 23:31)
元気さん、
同感です、日本人は、日本国家はすばらしい。
もっと良い国にしましょう。
by genn (2009-11-12 23:31)