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忠臣蔵 と 真珠湾攻撃 [近代史+ (日本)]

元禄15年12月14日(1703年1月30日)
いまの兵庫県にあった赤穂藩から 47名もの武士が武装し
かつて江戸城で役人の仕事をしていた老人の屋敷を襲撃し護衛たちを倒し
その老人、吉良上野介(きらこうのずけのすけ)を殺害した。
と、ここだけしか話をしないと、こいつら武士は非道で悪人だ、となる。

同じく先の戦争の話を日本軍が真珠湾攻撃をしたところからしか話をしないと
日本はバカな戦争をおっぱじめた、軍人は悪だ、となってしまう。

と、そのような旨を田母神氏が言っていた。
なるほど、その通りだと思う。

赤穂浪士(あこうろうし)の話は、その前からの話をしないと、
民衆の心をとらえ、語り継ぎ、美談になり
歌舞伎で忠臣蔵として演じられることもなかっただろう。
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先の戦争も、その前の話を知っていると知らないとでは真逆の見方になりえる。
さぁ、知るべきだ。

<田母神氏の講演が大いに勉強になります。必ず見ていただきたく思います。>
広島での講演、2/3から3/3まで:

2/3【8.6田母神講演会】ヒロシマの平和を疑う!完全版[桜 H21/8/12]
http://www.youtube.com/watch?v=qRxALHW-MgI




3/3【8.6田母神講演会】ヒロシマの平和を疑う!完全版[桜 H21/8/12]
http://www.youtube.com/watch?v=2RypSKocZAQ



赤穂浪士 47士の墓が泉岳寺にある:
20090816_泉岳寺S.jpg

---
天皇が認めなければ最高権力者として日本に君臨できなかった江戸幕府。
江戸城(今の皇居東御苑)で天皇たちを接待することになり、
詳細に厳しく決められた接待のルール、儀式を問題なく運営するために
幕府将軍の直々の部下である旗本、吉良上野介(きらこうずけのすけ)が指導者とされた。
彼の元で手配に動いた者の1人が赤穂藩主の浅野内匠頭長矩(あさのたくみのかみながとも)。

しかし吉良は浅野に対して無礼にいじめ、賤しめ抜いたらしい。
当時の武士にとって ありえない待遇だったのだろう。

元禄14年3月14日(1701年4月21日)
江戸城内にて、キレた浅野が吉野を切り捨てようとした、
しかし周囲からの抵抗にあい額と背中を軽く切りつけたまでだった。

江戸城内で刀を抜くことは厳禁だし幕府は天皇の機嫌を気にした。
そこで即日に浅野内匠頭長矩に切腹を命じた。
喧嘩両成敗のルールを無視し、事情も一切聞かずに切腹させられてしまった。
更に赤穂城は明け渡しを命じられ 家来たちは解体させられることになる。
しかし吉良上野介は何も罰をうけず自由の身、調査の要求も無視された。

これには家来、家臣たちは黙ってられなかった。

元禄15年12月14日(1703年1月30日)
心から忠義を尽くしてきたリーダー、君主の あだ打ちだ。
赤穂浪士 47士が 吉良屋敷にて吉良上野介を討ち果たし
その首を泉岳寺の主君の墓前に捧げ幕府に出頭した。

民衆は大いに同情し幕府も躊躇した
が、結局は切腹させられてしまった。

---
赤穂浪士/義士の話は 元禄15年12月14日からしてはいけない。
先の大戦、大東亜戦争の話も 昭和16年12月8日、真珠湾攻撃からしてはいけない。

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泉岳寺:
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赤穂浪士討入時のリーダー:
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赤穂義士記念館:
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義士引揚げ行列:
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義士墓地へ:
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ここで線香を入手:
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義士墓地:
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コメント 4

T.N

赤穂浪士の処分は
・罪人として打ち首
・主君の敵をとった武士として厚遇すべき
と幕閣でも意見が割れていたのを
荻生徂徠らが、武士の面目を保たせるために切腹という結論に落ち着かせたという話がありますね。

吉良が塩の製法を赤穂から手に入れることが出来なかったために、
八丁味噌の味もああした独特の風味になったというような、現在への影響も含めて歴史なのでしょう
by T.N (2009-08-17 18:57) 

genn

これからも赤穂義士の墓参りをする人はずっと絶えないのでしょうね。
線香をささげる場所の石が 線香の熱で溶けて窪んでました。

忠義。
今の日本人は世界で最も自国に対しての忠義が乏しいようです。
国の為に戦うか、だとかのアンケートで
日本は世界でほぼ最下位だったデータを見たことあります。

自虐史観から脱するように声をあげないといけません。

by genn (2009-08-17 21:16) 

元気

おはようございます。

ユーチューブでアップされたんですね。嬉しいです。
3本全て拝見しました。
これは、一人でも多くの方に観ていただきたい映像です。
ぜひ、日本のことを考えていただきたいです。
(私もブログで動画をアップすることにしますね)

さて、改めて、”田母神”氏、素晴らしい苗字だと思います。(田、母、神)
苗字からも、脈々と受け継がれる誇りが感じられます。

危険人物ではない。5分も話せば良い人だと分かる。(笑)

ユーモアと叡智に富んだ真摯な(旧)軍人であると思います。
そのポジティブさ、力強さ余裕を頼もしく思います。
素晴らしいことと思います。元気をいただけますね。

田母神氏は、楽観的ですね。
それは、危機に対しても動じない自信ゆえでしょうか。

「民主党は、すぐに潰れる。内部から崩壊。保守の連合が出来る」

と、希望と楽観をないまぜにしては読みを誤まるような気がしてなりません。
杞憂であって欲しいです。(何度同じことを書いているか… 汗)

参議院選で負け、安倍首相が健康を害して職を辞した際にも危機感を覚えました。
「国籍法の一部改正」 法案決議の映像を見てより、自身に楽観を戒めています。
東京都議選での大敗からも都民(日本人)の良識を疑っています。
状況は想像以上に危機的であると考えています。
ポジティブさは必要ですが、楽観は危険に思えてなりません。

田母神氏の活動に敬意を持っています。
まさに、危機をチャンスに変えた。そう思います。
ますますの活躍を願っております。

戦後思想統制のためのマスコミ施策。
「眞相箱」 トラックバックさせていただきます。
よろしくお願いします。

by 元気 (2009-08-18 12:12) 

genn

元気さん、

この田母神氏が自衛隊の航空幕僚長だったなら
日本の安全を安心して任せてられたのだと思います。
田母神氏のおかげで今はまだ自衛隊の士気は高いままでしょう。

ですが 自衛隊でも自虐史観教育が始まってしまいました。
これも大いに懸念することです。


田母神氏を応援します。

by genn (2009-08-18 23:10) 

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