平和を願う心 [懸案]
きのう、東京都台東区の上野公園にある東京藝術大学大学美術館で開催の
「皇女たちの信仰と御所文化 尼門跡寺院の世界」を観た。
で まだ体力が残っていたので何気に上野公園内は東照宮方面へ歩く。
すると出くわすのが「広島・長崎の火」というモニュメント。
鳩を形にした石碑内に火が揺れている。
「 ・・・
廃墟に燃えていた原爆の火を故郷に持ち帰り、
はじめは形見の火、恨みの火として密かに灯し続けました。
しかし長い年月の中で、核兵器をなくし、平和を願う火として灯すようになりました。
・・・
私たちは、この火を灯す運動が・・・核兵器廃絶、平和の世論を強める
全世界の人々の運動の発展に貢献することを確信し、誓いの火を灯し続けます。
1990年8月 上野東照宮境内に「広島・長崎の火」を永遠に灯す会」
とある。
やれやれ・・・
平和を願う心は とても大切なことだ。
そう思う。
しかし…
モニュメントの鳩の左右には 7~8束もの千羽鶴がひっかけてある。
純心な子供たち、心をこめて平和を祈り 千羽鶴を折っていったのかもしれない・・・
日教組にそそのかされて。
「そそのかされて」だなんて不謹慎だ、と軽蔑する紳士に淑女がいるかもしれない。
あるいは 猛烈に激怒する輩がいるに違いない。
しかし ひるむことはない。
サヨクの 戯言(たわごと)に乗ってはいけない。
日本は心理戦で蹂躙されっぱなしだ。
どれだけのスパイ/工作員が日本にいるのだ。
どれだけのサヨクが暗躍しているのだ。
1) 中国内や韓国内では徹底的に反日虚構教育をし、
中国では反日虚構記念館を創りまくる。
2) 一方、彼ら、それに日本国内サヨクたちは
反戦平和核兵器廃絶という茶番劇を演じるように仕向ける。
そしてこのままだと中国の軍事力はあと10年もすれば日本の数十倍になるらしい。
日本の軍事力、戦争抑止力は反戦平和、核兵器廃絶ピエロ運動で弱体化だ。
「日本は“平和を願う心”が、国際社会で歓迎されていると信じている。」
しかし多くは世界は腹黒いことを知らない。
中国が ほくそ笑んでいることを知らない。
“核兵器は絶対に無くならない”
平和ボケしている場合じゃない。
---
今朝の産経新聞の記事で核心を突いていた:
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090607/plc0906072307010-n1.htm
2009.6.7 23:04
野口裕之の安全保障読本
-日本を蝕む「偽善力」格差:
北朝鮮の5月の核実験直後、フランスのジャンピエール・ラクロワ国連次席大使は
「国連安全保障理事会は世界の平和と安全のため、脅威に立ち向かう責務がある」
と、実験を非難した。「平和」は、日本人にとっても大好きな2文字だ。
もっとも、そこから先は全く違う。
周辺国に過剰な配慮をするわが国の場合「専守防衛」など、軍事常識では考えられない
“国是もどき”に自己陶酔してしまうが、現実には、国防の手足を自ら縛る
この種の愚行の数々が国民を危険に陥れている。
逆に、国益に向かい突き進む「普通の国」は他国の迷惑など顧みない。
ただし、こうした国々も、自国権益が脅かされる国外問題では
ちゃっかり指導力を発揮するから、腹の黒さを隠すことができる。
外国との「偽善力」格差が、日本の国力を蝕(むしば)み始めている。
-敵味方問わぬ兵器売買:
:
(中略)
:
-永世中立国の輸出国:
兵器輸出を「悪」とするなら「良い国」を探すことは難しい。
永世中立国オーストリアの武器輸出額は、独裁国家の北朝鮮やリビアよりも数倍から十数倍。
同じく永世中立国スイスも武器輸出国である。
人権にはことのほかうるさいフランスもドイツも、
EU(欧州連合)が89年の天安門事件を契機に実施している
対中武器禁輸政策を解禁したくてウズウズしている。
:
(中略)
:
日本は“平和を願う心”が、国際社会で歓迎されていると信じている。
その通り。 中国も拍手喝采(かっさい)している。
---
BLOG RANKING:
「皇女たちの信仰と御所文化 尼門跡寺院の世界」を観た。
で まだ体力が残っていたので何気に上野公園内は東照宮方面へ歩く。
すると出くわすのが「広島・長崎の火」というモニュメント。
鳩を形にした石碑内に火が揺れている。
「 ・・・
廃墟に燃えていた原爆の火を故郷に持ち帰り、
はじめは形見の火、恨みの火として密かに灯し続けました。
しかし長い年月の中で、核兵器をなくし、平和を願う火として灯すようになりました。
・・・
私たちは、この火を灯す運動が・・・核兵器廃絶、平和の世論を強める
全世界の人々の運動の発展に貢献することを確信し、誓いの火を灯し続けます。
1990年8月 上野東照宮境内に「広島・長崎の火」を永遠に灯す会」
とある。
やれやれ・・・
平和を願う心は とても大切なことだ。
そう思う。
しかし…
モニュメントの鳩の左右には 7~8束もの千羽鶴がひっかけてある。
純心な子供たち、心をこめて平和を祈り 千羽鶴を折っていったのかもしれない・・・
日教組にそそのかされて。
「そそのかされて」だなんて不謹慎だ、と軽蔑する紳士に淑女がいるかもしれない。
あるいは 猛烈に激怒する輩がいるに違いない。
しかし ひるむことはない。
サヨクの 戯言(たわごと)に乗ってはいけない。
日本は心理戦で蹂躙されっぱなしだ。
どれだけのスパイ/工作員が日本にいるのだ。
どれだけのサヨクが暗躍しているのだ。
1) 中国内や韓国内では徹底的に反日虚構教育をし、
中国では反日虚構記念館を創りまくる。
2) 一方、彼ら、それに日本国内サヨクたちは
反戦平和核兵器廃絶という茶番劇を演じるように仕向ける。
そしてこのままだと中国の軍事力はあと10年もすれば日本の数十倍になるらしい。
日本の軍事力、戦争抑止力は反戦平和、核兵器廃絶ピエロ運動で弱体化だ。
「日本は“平和を願う心”が、国際社会で歓迎されていると信じている。」
しかし多くは世界は腹黒いことを知らない。
中国が ほくそ笑んでいることを知らない。
“核兵器は絶対に無くならない”
平和ボケしている場合じゃない。
---
今朝の産経新聞の記事で核心を突いていた:
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090607/plc0906072307010-n1.htm
2009.6.7 23:04
野口裕之の安全保障読本
-日本を蝕む「偽善力」格差:
北朝鮮の5月の核実験直後、フランスのジャンピエール・ラクロワ国連次席大使は
「国連安全保障理事会は世界の平和と安全のため、脅威に立ち向かう責務がある」
と、実験を非難した。「平和」は、日本人にとっても大好きな2文字だ。
もっとも、そこから先は全く違う。
周辺国に過剰な配慮をするわが国の場合「専守防衛」など、軍事常識では考えられない
“国是もどき”に自己陶酔してしまうが、現実には、国防の手足を自ら縛る
この種の愚行の数々が国民を危険に陥れている。
逆に、国益に向かい突き進む「普通の国」は他国の迷惑など顧みない。
ただし、こうした国々も、自国権益が脅かされる国外問題では
ちゃっかり指導力を発揮するから、腹の黒さを隠すことができる。
外国との「偽善力」格差が、日本の国力を蝕(むしば)み始めている。
-敵味方問わぬ兵器売買:
:
(中略)
:
-永世中立国の輸出国:
兵器輸出を「悪」とするなら「良い国」を探すことは難しい。
永世中立国オーストリアの武器輸出額は、独裁国家の北朝鮮やリビアよりも数倍から十数倍。
同じく永世中立国スイスも武器輸出国である。
人権にはことのほかうるさいフランスもドイツも、
EU(欧州連合)が89年の天安門事件を契機に実施している
対中武器禁輸政策を解禁したくてウズウズしている。
:
(中略)
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日本は“平和を願う心”が、国際社会で歓迎されていると信じている。
その通り。 中国も拍手喝采(かっさい)している。
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平和とは、国防を万全にし、自国民の生命と財産を守ることが可能で、他国の意思とは関係なく、一定の弛むことのない緊張感によって、戦闘が行われない状態が維持されている状況のことであるはずで、我が国の国民が思い描かされている平和は本当の平和ではない。
祈りで現実化されるものなど何もない。そういうことをわかる大人に子供を育てることが大人の責任のはずですが、日教組だけでなく、多くの偽善者は自らが偽善者であることすら自覚できていない。それがこの国の最大の欠陥ですね。
by yukikaze (2009-06-09 11:54)
yukikazeさん、
まったくもって同感です。
本当の抑止力がないと危険です。
「専守防衛」は抑止力とは逆の作用が働き国民を危険に晒します。
実際に 拉致被害者が増えたのも そのような腑抜けな決まりごとが
あったからです、攻撃される心配がないから北が好き放題をした。
攻撃は最大の防御、だから攻撃する意思とそれを実行する選択肢を
手にしてないと抑止力にはなりません。
歴史がそう言っている。
昔と今は違う、なんてことはなく、昔も今も状況はまったく同じですから、
しかしそうは思ってない日本人がまだ多すぎます、残念ながら。
genn
by genn (2009-06-09 22:48)
駅前でビラを配っている「9条信者」を見ていると気分が悪くなります。
「憲法9条は世界の宝です!」と大声を張り上げている偽善者達。
平和ボケもいいとこです。
北朝鮮のミサイルがまた飛んできます。
いい加減に目を覚まして欲しいもんです。
by すけろく (2009-06-10 17:01)
すけろくさん、
残念ながら朝日新聞近代史観 及び 朝日新聞政治観、
つまりまとめて 「アサヒる観」をもって
信じて疑わない人が多いと思います、驚くほどに。
「アサヒる観」が根を生やし頭の脳幹までも覆ってしまっているようです。
根が深い・・・なんとかしないといけません。
genn
by genn (2009-06-11 23:15)
①戦争は一国で出来る行為ではない。
②日本は憲法9条で戦争を放棄してきている
③日本が戦争放棄をしている間に周辺諸国は戦争放棄へ動いたか?
(特亜は逆の動きしかしていない)
④憲法を改正して、「自衛隊を強化し、活躍の場を多く与えることが可能」というカードを持つことで、大きな抑止力になると思います。
在日米軍に頼め?
「傭兵に国防を任せて滅んだ国は歴史上数知れない」byアダムスミス
by T.N (2009-06-12 14:06)
T.Nさん、
nice! とコメントありがとうございます。
日本が戦後 平和を保てた、というか戦争が再びなかったのは
時系列的にいうと、米軍が日本を占領してたから
→ 自衛隊という軍隊があったから
→ 日本周辺諸国が脆弱であったり脆弱になっていったから
→ 強大な経済力があったから
だと思うし、9条や非核三原則は全く関係ありません。
しかし外部環境が変わってきてます
...ロシアも支那(中共)も超強大な軍事力を準備しつつあるし、
かつてのようにまた、中共は暴発するでしょう。
強力で十分な抑止力を自前でもってないとまずいですね、
しかも可及的速やかに。
genn
by genn (2009-06-13 00:39)